「60代になったら仕事をどうしよう」
「まだまだお金がかかるから働きたいけれど…」
「老後のための貯えもしておきたい」
このように考える60代女性は少なくありません。
現在の日本では、60代女性の多くが働き続けています。
それも、若い頃のようにフルタイムで頑張る働き方ではなく、自分の体調や生活に合わせた無理のない働き方を選ぶ人が増えているようです。
収入のためだけではなく、老後の安心や生きがいのために働く。
そんな考え方も、少しずつ広がってきています。
では実際に、60代女性の働き方にはどのような特徴があるのでしょうか。
60代女性の就業率は高くなっている
以前は60歳というと「定年」。
その後は「仕事を引退する」というイメージが一般的でした。
しかし最近では、60代女性の就労は決して珍しいことではありません。
実際に、60〜64歳女性の就業率は約65%。
つまり、3人に2人は何らかの形で働いていることになります。
さらに65〜69歳でも、約44%の方が仕事を続けていると言われています。

この背景には、年金支給開始年齢の引き上げや、企業の再雇用制度が広がったことなどがあり、定年後も働き続ける選択肢が増えてきたことがあるようです。
また、60代女性の中には、
「家にいるよりも社会とつながっていたい」
「体や頭を動かしていたい」
と考える方も多くなってきています。
こうした時代の変化もあり、60代女性が働くことは、今では特別なことではなく、自然な流れの一つになってきているようです。
60代女性に選ばれている働き方
では、60代女性はどのような働き方をしているのでしょうか。
多くの人が選んでいるのは、体力や生活リズムに無理のない働き方です。
若い頃のようにフルタイムで働くというよりも、収入・体力・時間のバランスを取りながら、続けられる仕事を選ぶ人が増えています。
実際には、パートやアルバイト、嘱託などの働き方が多く、年金にパート収入をプラスする形で生活を組み立てるケースも多く見られます。
働き方には、大きく分けて二つのパターンがあります。
①これまで勤めていた会社で、再雇用制度を利用して働き続けるケース
②60歳前後をきっかけに、通勤が楽で勤務時間が短い仕事に転職するケース

仕事内容としては、体力的な負担が比較的少ない仕事が選ばれる傾向があります。
・事務
・受付
・コールセンター
・軽作業
・清掃
・マンション管理 など
また、人と関わる仕事も人気があります。
・販売
・接客
・学校給食の補助
・介護施設のサポート など
多くの人が「週2〜3日」「1日4〜6時間」など、無理なく続けられる働き方を重視し、収入の多さよりも、長く続けられることを大切にしているようです。
60歳を過ぎても働く理由
60歳を過ぎても働き続ける理由は人それぞれですが、大きく分けると
🌿生活のため
🌿健康や生きがいのため
この二つがあるようです。
やはり多いのは、生活のための収入です。
年金だけでは少し心もとないと感じたり、老後の生活に余裕を持たせたいと考えて働く人がほとんどです。
元気なうちは、
「体や頭を動かしていたい」
「家にいるよりも外に出て人と関わりたい」
そんな思いから働いている方も多いようです。

また、これまでの経験や知識を活かしたいという思いから、仕事を続けている方もいます。
このように仕事をすることで、収入が得られるだけでなく、生活に活気が生まれたり、人と話す機会が増えたりすることで、心や体の元気につながるのかもしれません。
若い頃とは少し違い、収入だけではなく、社会とのつながりや毎日の張り合いも、60代女性が働き続ける大きな理由になっているようです。
何歳まで働きたいと思っているのか
では、60代女性は実際に何歳くらいまで働きたいと考えているのでしょうか。
さまざまな調査を見ると、「65歳くらいまで」を一つの目安にしている人が多いようです。
年金の受給開始の時期とも重なるため、区切りとして考えやすいのかもしれません。

一方で最近は、70歳くらいまで働きたいと考える人も増えているようです。
健康寿命が延びていることや、働き方の選択肢が広がっていることも影響しているのかもしれません。
さらに中には、働けるうちはできるだけ長く続けたいと考えている人もいます。
フルタイムで働くというよりも、短時間の仕事やパートなど、無理のない形で続けたいという声も多いようです。
特に女性の場合は、「完全に仕事をやめる」というよりも、自分のペースで長く関わっていきたいと考える方が多い傾向があるようです。
年金だけに頼るのではなく、無理のない範囲で、年金と仕事をうまく組み合わせながら生活していく。
そんな働き方が、これからの60代女性にとって自然なスタイルになりつつあるのかもしれません。
まとめ
今の60代女性の働き方は、これまでとは少しずつ変わってきているようです。
年金だけに頼るのではなく、仕事を続けながら収入を補い、無理のない形で生活していく。
そんなライフスタイルを選ぶ人が増えているようです。
また、仕事は収入だけでなく、社会とのつながりや毎日の張り合いにもつながります。
体や心の元気を保つためにも、自分に合った働き方を続けていくことは、大きな意味があるのかもしれません。
これからの60代の仕事のあり方は、「完全に引退する」というよりも、無理のない範囲で仕事と上手に付き合いながら、「自分らしい毎日を過ごすための仕事」になっていくのかもしれません。



コメント