「大腸内視鏡検査」を受けることになった話|検査体験と人生のデトックス

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アラカンになると、思ってもみなかった体の不調が現れるものなんですね。

以前は「モートン病」。
そして今回は、まさかの「下痢」。

もともと便秘症の私には、無縁ともいえる症状です。

その下痢をきっかけに、人生初の「大腸内視鏡検査」を受けることになるとは……。

でも実は、最初から何かしらの意味がある出来事のような気がしていました。

そして今回の経験を通して、私なりにたどり着いた答えがあるんです。

便秘症なのに突然の下痢。そして大腸内視鏡検査へ

始まりは、午後の仕事中のことでした。

給食のお仕事は、午後の仕事がとにかくハードなんです。
その日は、全校生徒分+αの食器の1度目の洗いを担当していました。
ものすごいスピードで洗い終え、「フー、終わった~」と思った、そのとき。
突然お腹が痛くなり、トイレへ駆け込むと、まさかの下痢気味。

「え? 下痢? 便秘症なのに……」

その翌週も同じ症状を繰り返し、仕事が休みの日にも起こるようになりました。

「これは何かおかしい」

給食の仕事は下痢症状があると出勤できないこともあり、原因を確かめようと、かかりつけのクリニックへ。

整腸剤でももらおうと思っていたのですが、先生から「まずレントゲンを見てから」と言われ、撮影することになりました。

すると、まさかのひと言。

「便が詰まっていますよ」

「え? 下痢で来たのに、便秘ですか?」

思わず口から出ちゃいました(笑)。

先生はレントゲンのモヤモヤした部分を指さしながら、

「ここ全部便です。なぜかここでつっかえている感じで、ポリープがあるとか言われたことありますか?」

と説明してくれました。

でも、私にはレントゲンを見ても、どこがどうなっているのか、さっぱり分かりません(笑)

そして、先生から大腸内視鏡検査を勧められたのです。

実は、病院へ行く前から、なんとなく内視鏡検査を勧められる気がしていたんです。

とはいえ、以前家族が検査を受けたときの大変さを知っていたので、

「ハードルが高いので……💧」

と、一度はお断りしました。

すると先生が、

「この状態なら、自分の家族だったら絶対にやらせるね」

「え? そんなですか? ……じゃあ、やりますよ」

そう答えると、なぜか先生から「ごめんね」と言われました。

……先生、その「ごめんね」ってどういう意味?(笑)

でも、検査を受けると決めたのには、もう一つ理由がありました。

今回、腸の中を全部きれいにすること自体に、何か意味があるように感じていたんです。

ニフレック2リットルとの格闘。そして検査結果は?

検査当日の朝。

いよいよ「経口腸管洗浄剤・ニフレック」との戦いが始まりました。

飲む量は2リットル。

とにかく、まずい!(笑)

これを飲みながら何度もトイレへ行き、腸の中をきれいにしていきます。

ところが、なかなか透明になりません。

家族が以前検査したときは、全部飲み切る前にきれいになっていた記憶がありました。
なのに私は……。

「まぁ、どんな家だって、60年近く大掃除していなかったら、そう簡単には汚れは落ちないよね」
……と、自分の腸を築60年の家のように考えながら、ひたすら飲み続けました。

10時30分から検査なのに、9時50分になってもまだクリアになりません💦

そして、家を出る本当にギリギリの10時15分。

やっとクリアに!

結局、まずいニフレック2リットルを全部飲み切りました。

長かった……(笑)

そして病院へ。

今回は鎮静剤を使って検査を受けました。

「気づいたら終わっているのかな」

※大腸内視鏡検査室のイメージ画像

なんとなく、そんなイメージを持っていましたが、実際は違いました。

鎮静剤が十分に効く前から検査が始まったように感じられ、最初はめちゃくちゃ痛かったんです。

「痛!」「痛!」

途中からだんだん鎮静剤が効いてきて、30分ほどで終了。

検査後、先生からポリープを切除したと説明されました。

「後々、大腸がんになるかもしれなかった」とのこと。

渡された用紙に書かれていた診断名は「大腸腺腫症」。

何の説明もなかったけど、なんだそれ?

詳しい結果は一週間後に聞くことになりました。

一週間後、検査結果を聞きに行くと……

一週間後、病理検査の結果を聞きに、再びクリニックへ。

先生からは、

「やっぱり、後々がんになるポリープだったよ」
「ほか、病理検査には問題ありません」

との説明でした。

まずは、ひと安心。

それより、気になっていた「胃の位置」と「ガス」について聞かないと…と、最初の診察で気になると言われていたので、改めて尋ねてみました。

すると、あのときのレントゲン写真を見ながら、

「胃の位置は通常ですよ。ガスが溜まっているのは普通ですし、別に問題ないです」

とのこと。
しかも、先生が指さした胃の位置は、最初の診察で示された場所とは全然違っていたんです!

「え?」
最初の説明と違うよね?

じゃあ、下痢はどうしてなの?と思い、仕事中に暑くなったり、その後体が冷えたりすると下痢になることについて尋ねると、

「そういう状況でなるのは普通です」

「え?」
……そうなんだ。

だったら、最初に整腸剤で様子を見て、それでも改善しなければ検査という流れでもよかったんじゃないの?

もちろん、医師には医師なりの判断があったのでしょうけれど……。

結局、整腸剤を飲んで様子を見ることになりました。

下痢の原因についてはっきりした説明はなく、内視鏡の画像も見せてもらえず、腺腫についての詳しい説明は全くありませんでした。

検査を受けたこと自体を後悔しているわけではありません。

でも、あれほど強く内視鏡検査を勧められたのは、いったい何だったんだろう?

どうにも腑に落ちない。

正直、そんな疑問が残りました。

今回の出来事は、人生のデトックスだったのかもしれない

実は、今回の下痢が始まったときから、何か意味があるような気がしていました。

普段は便秘症なのに、突然の下痢。

そして、予感していた大腸内視鏡検査。

医師の説明に納得できないこともありましたが、それも含めて、今回の出来事には何か意味があると感じています。

そこで、スピリチュアルな視点から大腸について調べてみました。

すると、大腸は「不要な感情や過去への執着を手放すこと」に関連していると考えられることがあるようです。

大腸は、体にとって不要になったものを排出する器官。

それを心に置き換えると、不要になった思い込みや執着を手放す、いわば「心のデトックス」。

もちろん、これは医学的な原因の話ではなく、スピリチュアルな解釈です。

でも、私には妙にしっくりきたんです。

何せ、約60年生きてきたわけですから。

これまでの人生で培ってきた価値観、思い込み、常識、過去への執着。

自分では気づかないうちに、どれほど多くのものを抱え込んできたことでしょう。

今回、ニフレックを2リットル飲んで腸の中を空っぽにしたことも、私にとっては象徴的な出来事でした。

「そろそろ、今まで溜め込んできたものを全部手放してしまいなさい」

そんなメッセージのように感じたんです。

そして、もう一つ。

検査結果を待つ一週間、もし「がんです。余命は……」なんて言われたらどうするだろう、と考えたこともありました。

一方で、きっと何でもないと言われるだろうという感覚もありました。

そんなことを考えているうちに、ふと気づいたんです。

「今が最高なんだ」

今までいろいろなことがあったけれど、私は今の自分の人生を、そう思えている。

それって、とても幸せなことですよね。

だからこそ、もう必要のないものは手放していい。

これまでの人生を否定するのではなく、今の自分をもっと自由にするために。

今回、この病院を選んだことも、この先生と出会ったことも、検査を受けることになったことも。
すべてに意味があったのだと、私は感じています。

腸の大掃除から、人生の大掃除へ。

人生約60年、今まで積み重ねてきた思い込みや執着を、丸ごとデトックスする時期なのかもしれませんね。

そんなことを考えるきっかけになった、人生初の大腸内視鏡検査でした。🌿


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